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GTと日常の関係

2008.07.19 *Sat
ここ数日、GTに潜ってるよー。と言っても、あたしだけじゃなくて他の子もだけど…。
イベシナに参加して活性化してたから、ティアと蓮耶と星司と4人で潜ったりとか。
…回復役がいないことに気付いて愕然としたのは、蓮耶のアビが尽きた後だったりして。
でも倒れたのは星司が先……えへ、ごめんね☆
何度か潜ってみたんだけど、仲良しっぷりに笑っちゃった。ティアが攻撃喰らうと駆けつける蓮耶とあたしとか、あたしの背後にきた敵にすかさず結晶輪投げつける星司とか、蓮耶とタイマンする敵に横槍入れるあたしとか、なんか会話が想像できて楽しい。
でも、ボス相手に全員連携で全員がクリティカルしたりするのは……AIは正直空気読みすぎだと思うよ!!
こう、気心の知れたグループで行くのも楽しいなって思っちゃった。普段は割と黙示録のチームで潜ることが多いんだけどね。でも、ダンテと琥先輩と隼人と一緒に行った時は…うう、どうしても味噌っかす感がね…味噌っかす感がね!!お荷物扱いされてる気がするんだもの!……連携も少ないような気がするし。むう。


…ということで。追記はGTネタSSだよー。蓮耶とティアと星司は勝手に使ってごめんね☆

 広大な地下駐車場を目指して、薄暗いイチゴ貴族に足音が響く。ブーツの硬質な音は意外に遠くまで響くようで、緊張は徐々に高まっていく。──とはいえ、まだ入り口。緊張感はあまりない。
「今更イチゴ貴族って」
 よく飽きないな、と呆れたように肩を竦めるのは星司。サングラスを外し胸ポケットへ仕舞う。
「あんまり来たことないんだよ、イチゴ貴族のぶつぶつが気持ち悪くて」
「でも病院よりはいいですよね」
 うんうんと訳知り顔で頷くティアリス、エルと同様に病院が嫌いだ。正確には、ゴーストタウンと化した南十字病院が。お化け屋敷じみた、その雰囲気が。
「エルとティアが騒いでりゃ逃げちまうんじゃねーの?」
 精悍な蓮耶がにやりと笑う。
「逆効果じゃないですか?騒いだら余計にゴーストが寄ってくると思いますけれど」
「そうかもな。でもエルとティアに静かにしろってのは無理だろ?」
「ああ、無理ですね」
 頷きあう男性陣に、2人はむうと眉間にシワを寄せた。愉快そうに笑うと蓮耶はティアの頭を片手で抑え、星司は一歩横に移動する。僅かに先んじられ、ぽかぽか殴ろうとしたティアの手はリーチの差で空を切り、エルの蹴りは服の裾を掠めて終わる。
「蓮耶先輩の馬鹿ー!当たらないじゃないかー!!」
「避けるな、星司!!」
 息の合った二人は、叫んだのも同時。
「当てたきゃバレないようにやったらどうだ?」
「痛いのは嫌だからな」
 ニッと笑う蓮耶と変わらぬ笑みを湛えたまましれっと答える星司の連携も見事。
 そして同じような反応を示し同じような行動をしたエルとティアは、またしても同じように頬を膨らませた。
「それより、ほら、そんなに騒ぐと……ああ、やっぱり」
「今のあたしは機嫌が悪いよ…!」
「ボクもです、容赦しません!」
「「イグニッション!!」」
 戦隊物もかくやというファイティングポーズでイグニッションする2人。聞いていた二人は八つ当たり……と思ったが口に出さず、イグニッションカードを取り出した。

   ◆

 再び響く足音。歩く側には、緊張感が──やっぱりない。
「ねー、蓮耶。あそこで森林呼吸法とかおかしくないー?」
「獅子はウサギを狩るにも全力を尽くすからな。エルこそ、あれだけ敵が固まったらナイトメア召喚するべきだったと思うぜ?」
「まだ序盤だもん、疲れきらないようにペース配分考えてるんだよ」
 いくら気心が知れていようと、常日頃から共にゴーストタウンに赴くわけでもなければ、戦闘や戦争で肩を並べるわけでもない。久しぶりに共闘する互いの戦法に口出ししたくなるのも詮無きことか。もっとも、ゴーストタウン如きで膝をつく気などさらさらないのだろう、客観的に聞けば勝ち方に拘っているだけのいわば瑣事である。
 だが、2人の討論に感嘆の息を零し、ティアは歓心することしきり。
「…ふわ…エル姉でも考えることがあるんですね~…」
「ちょ、ティア!?」
「くく……ぶっ」
 妹分の思わぬ裏切りに振り向いたエルの長い髪が笑いかけた蓮耶の頬を打った。静穏とは程遠い、どこにいてもペースを崩さない友人たちのことは好きだが、とりあえずそろそろ駐車場に意識を向けさせたい星司は、その辺にしておけ、とエルの肩に手を掛けた。
「駐車場まで持てばいいだろ?まだ余裕もありそうですし」
「余裕がないのは桃先輩です!リフレクトコア少なすぎですよ、前衛のフォローに行くならもうちょっと大事に使わないと…倒れちゃうよ?」
 長身を見上げ心配そうに呟くティアリスに、子分たちより先に倒れたりはしないよ、と苦笑いを浮かべた。

   ◆

 猫耳の生えたゴーストの爪が星司に迫る。服と共に裂かれた胸元から、鮮血が迸る。
「星司!!下がって!」
「倒してからな!」
 フォローに入ったエルが振るう薙刀の軌跡を、結晶輪が追いかける。
『フギャアアアア!!』
 二条の軌跡に裂かれ、断末魔の叫びと共に霧散するゴースト。
 断末魔に昂揚したのか、キロリ、とマスクに隠された視線を送り、少女型のリリスが距離を詰める。
「蓮耶先輩!!」
「させるかよっ!!」
 滑り込んだ蓮耶が攻撃を受け流し、お返しとばかり、闘志が如き不死鳥の焔を纏いし一撃を見舞う。背景に舞う白は、ティアの描いた、蓮耶の活躍を載せた原稿用紙。
 痛手を負いつつも、怯むことを知らぬリビングデッドを先頭に、ゴーストがじりじりとにじり寄り。轟音に気付いた新たなゴーストたちが姿を見せる。
「ああ、もうどんどん増える!蹴散らしてこいナイトメアッ!!」
 堪えきれず召喚したナイトメアが一目散にイチゴ貴族へ駆け寄るが、僅かに届かず夢へと消える。ティアは2本の足でコンクリートを捉え続ける星司を振り返った。力強く頷く星司。
「ボクたちが削ります、フォローお願いします!」
 雪と紙の競演。
 次々と霧散していくゴースト──いつしか、シルクハットにステッキを手放さぬイチゴ貴族だけが残されていた。
「エルにも言いましたが…痛いのは好きじゃないんですよ」
 どくどくと流れる血はそのままに、星司が──
「正直に嫌いって言えよ、星司」
 併走した蓮耶も不敵な笑みを浮かべ──
「もういい加減に時期外れ!夢は夢に、想いは想いに帰る時間だよっ!!」
 表情を歪めながらも、エルも── 似非紳士へと、肉薄する。
「そう、ボクたちが世界結界に代わって正します!!」
 白紙を手にしたティアの言葉が、合図。
 不死鳥の焔が、永劫の氷雪が、描かれた英雄が、熟れた果実を叩き潰す──!!
 そして、一声を上げることも許されず、イチゴ貴族もまた、思念へと還った……
「──ふう」
 張り詰めていた神経が解れると溜息が零れる。イグニッションを解くとイグニッション前の装束に戻った。汚れもなにもない、一般人と同じ外見。ただひとつ、怪我の名残があること以外は。声を掛けた責任でも感じているのか、エルは相棒の様子を窺った。
「星司、大丈夫?戻ったら御飯くらいはご馳走するからね」
「……死ぬなよ」
 ぽん、と星司の肩を叩いた蓮耶がさっと距離を取った。
「イチゴ貴族さん食べるより、きっと安全ですよ!……たぶん!」
 極上のスマイルを浮かべたティアも距離を取り、蓮耶の影に隠れた。
「ティア……次の黙示録は、ティアの分もお弁当作ってくからね」
 めらりと怒りを燃やしたエルがティアを睨み。どさくさに紛れてスッと身を引こうとした星司の腕をしっかりと抱え込む。
「奢りなら付き合わないこともない」
「作るに決まってるじゃない☆」
「…。どうしてもっていうなら、日頃の感謝を込めて俺が作ってやる」
「ケガ人は大人しくしなきゃ駄目!大丈夫、和食にするから♪」
「…。……。絶対だからな?今日は本当に死ねそうなんだ…」
 ティアと蓮耶に生暖かく見守られ、抗う気力も失った星司は肩を落とした。



 ────そんな、よくある一日のおはなし。
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